NIK♡EUSKADI 〜バスク生活日記〜

バスク地方に住む日本人のブログ

2018年12月!

お久しぶりです!
約1年ぶりの更新になりました💦


もっと頻繁に更新する予定だったのですが、バタバタしてる間に1年経過😅という言い訳は置いといて。笑



2018年もあと1ヶ月きりました!
こっちもビルバオや他の町の中にもイルミネーションがあったり、お店にもクリスマスの飾りがあったりと、気分もクリスマス🎄🎅✨



それにしても1年終わるのもがあっという間ですね!個人的な話ですが、特に子供が産まれてからが1日、1週間、1年過ぎるのががほんと早い気がします💦


この1年、子育てに必死で、止まらない2人の後ろを追いかけた1年でもありました😅


異国での子育てってのも関係するかわかりませんが、精神的に落ちるときのホームシック(日本シック)はかなり。。


体力は結構自信はあった方ですが、やはり動きたい盛りの子供2人の子育て+寝不足+仕事など、、体力的にもちょっときついときもしばしば。


でも幸運なことに義理の母が助けてくれたり、彼も家にいるときはかなり手伝ってくれるので、そういう意味ではだいぶ恵まれてました(むしろ、私より動いてる、、笑)!


あと子供たちに怒る回数も増えた?気はしますが、でもその反面いろんな表情をしたり、会話したりと成長が見える濃〜い1年でもありました😄



2人の子育てを通してこの1年で垣間見れたこと、1人の日本人として見た&感じたバスクの子育て事情をちょっとまとめてみます。笑


言語

これは特に上の子ですね。今年の1月から幼稚園に行き始めたのですが、たくさんの人の話を聞いたり、コミュニケーションを取るためか、ボキャブラリーがびっくりする程増えました!


また前は個々の単語を発してただけだったのが、今はそれをつないで組み合わせたり、長い会話が出来るように👍


子供たちの日常に使う言葉は、バスク語、スペイン語、日本語の3つ。
ただ、よく聞く言葉は私としゃべる日本語ではなく、スペイン語、その次にバスク語。まぁ当たり前ですよね、こっちに住んでるので😅


でもそのせいか、私がちょっと苦戦したのは、私が日本語で話してもスペイン語で返してくること。


スペイン語を聞くことが多いので、たぶん出やすいんだと思います。でも私は負けじと「日本語で何て言うんだっけ?」「日本語!」とかなり言っています💦笑


たまに何回かスペイン語で言われるので、「あれ?わかんないのかな?」って思いながらも、「日本語でなんだっけー」ってしつこく言うと、意外にポンって日本語で答えたり😑笑 「知ってんだったら、最初から言ってよー」って何回言ったことか。。笑


ちなみにですが、こっちは基本バスク語とスペイン語のバイリンガル。まぁ、これがまた全然違う言葉なんです💦


学校にもよりますが、今はたぶんバスクの多くの学校がモデルDを採用してると思います。

  • モデルA: 英語とバスク語の授業以外は全部スペイン語
  • モデルB: スペイン語とバスク語の半々
  • モデルD: 英語とスペイン語の授業以外は全部バスク語

(ちなみにバスク語には“C”がありません)


上の子が行ってる学校もモデルDの学校。なので、どんどんバスク語の単語も覚えてきてます!歌も🎶


でもほんとに小さい子供の頭はスポンジのように吸収しますね!私からするとうらやましくて!この歳で自然に数カ国語話してるの見るとほんとうらやましいです!笑



逆“ワンオペ育児”

日本だとかなり聞くと思います、この言葉。


たぶんその家庭それぞれだと思うんですけど、まずこっちには“ワンオペ育児”っていう言葉はないです(とりあえずそういう単語は聞いたことがない)。


というより、知り合いとかを見ると家族がすぐ近くに住んでて、結構手伝ってもらってたり。


地方、田舎ってのも関係あるかもしれません。マドリードとかバルセロナももしかしたら日本みたいなワンオペ育児の家庭もいっぱいあるかもしれませんし。


ただ、こっちでは、幼稚園にもたくさんのおじいちゃんおばあちゃんたちが孫の迎えに行ったりするのは普通の光景!
道を歩いてても、おじいちゃんおばあちゃんたちがベビーカーを押して散歩してたり、公園で孫と遊んでたり。


あとは、ベビーシッターに頼む人も結構いる気がします!


日本で育児をしたことがないので、帰国したときに見た光景や周りから聞いた話、インターネット、テレビなどで見た限りですが、日本と比べるとお父さんたちの育児参加も積極的だと思います。


今の時代、共働きが多いし、子供は2人の子供なので協力し合って育児をするのは当たり前だし、“お父さんの育児参加”という言い方は正しいかはわかりませんが、、お父さんが子供とスーパーに買い物行ったり、お母さんが疲れてるから家で休んでる間に公園で遊んだり、一緒にプールに行ったり!あとはお母さんが息抜きに友達と会うからとお父さんが子供の面倒を見たりなど!


日本に一時帰国したとき、びっくりした光景は、お母さんが1人で2人、3人の子供を連れて電車に乗ったり、ちょっと近くにお出かけ!ではなく、明らかにどこか遊びにお出かけしてる感じの風景。


もちろんこっちも2人子供いる人はたくさんいるし、お出かけもしますが、“お母さん1人で”っていうのが多いというか。。それが当たり前なのかもしれませんが。


また子供が産まれてから育休や仕事を辞めたお母さんもたくさんいると思います。そうなると育児とか家事は1人で。しかも旦那さんが帰ってくるのがすごく遅かったり。


あと下手したら、お父さんの中にも子供が起きる前に仕事に出かけて、帰って来るのは寝てから💦1日子供の起きてる姿を見ない人もいたりすると思います。


もちろん家族それぞれだと思いますが、こっちに比べると子育てが数倍大変なイメージがあります。


その他にも、人に(まぁ、家族ですけど)頼むことは悪いことじゃない、協力し合えることだったらするっていう習慣やこっちの人の性格なのかもしれません。


あとは、、ある意味こっちの女の人は強いんだと思います!笑 バスクは母親が強いって言われてますし!笑 
たぶん日本のお父さんたちみたいに、「仕事の飲みがあるから〜」なんてしてたら、黙ってないと思います😂


文化と性格もあるのかなー。仕事の時間、家族の関係や距離感もいろいろ関係するんだと思います。


でも、正直、疲れてたり精神的に参ったりするときは、何回も日本のお母さんたちを思い出したりしました。日本のお母さんたちは1人で全部やってる、頑張ってんだから、私も、と。精神的に日本の母は強いです!



〜 ちょっと一気にテーマが変わりますが〜



ベビーカー

Bugaboo率高し!笑


もちろんいろんなメーカーがありますが、ここ最近、更にBugabooを見る確率が増えた気がします。

人気ですねー!


ちなみにこっちでよく見るメーカーは、Bugabooの他にBaby Joggerのcitymini、STOKKE、Silver Crossもよく見ます!



ジブリ

ジブリ作品を見せるようになったのは、やはり日本語を聞いて欲しかったから。


あとは、今はいろんなアニメがありますが、ジブリ作品は絵もきれい&教育上あんまり聞いて欲しくないセリフとかもないですし、何よりたぶん、どのアニメを見せようかって考えたときに思ったのがジブリでした!笑


ジブリにはほんと感謝です✨たぶん、ジブリの映画で覚えた単語はいっぱいあると思います!私の義父母も歌まで覚えてました!笑


あと、眠いのになかなか寝ないとき!ジブリ作品付けると、、静かになって寝てくれるという💤笑


また私の子供たちだけでなく、彼やこっちの人たちもジブリ作品は大人気です♡



アンパンマン

日本の子供がたちが大好きなアンパンマンです😎


はい、日本だけじゃなく、こっちの子供も大好きです!笑 私の子供が持ってるアンパンマンの本やベビーカーフックに魅せられる子供を何人見たことか、、笑笑


こっちでも放送されてる❗❓残念ながらテレビ放送はされてません😖


ドラえもんやドラゴンボール、ポケモンなどはちょこちょこ流れてますが、アンパンマンはまだ、、😢観れたら絶対人気出るのに!!


上の子ももちろん大好きなのですが、下の子はもーうアンパンマンに恋してますね!笑


話す単語がほんと数える限りなのですが、「アンパン!」「アンパン!」ばっかり言ってます!笑 お父さんを呼ぶより、アンパンマンを呼んでます😅



長々と書いちゃいました💦


上手く伝えられたかわかりませんが、今年1年の“バスクに住む1人の日本人の子育てまとめ”です。笑



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これはなんと10月終わりの写真!初雪です☃
と言っても山だけでしたが!



ちょうど1年前に書きましたが、、明日“Durangoko Azoka”が始まります!



今年こそはブログアップを💪💦

12月の大イベント!

始まります!大イベントが始まります!(ちょっと大げさかもしれませんが、結構盛大なんです。笑)


12月の大イベントといえば…クリスマス🎅🎄!かと思いますが、こっちではDurangoko Azoka(ドゥランゴコ アソカ)というイベントが開催されるんです!!


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このDurangoko Azokaは、前にも出ましたDurango村で開催されるバスクの本と音楽フェア📕🎶


"Durangoko Azoka"はバスク語で、ドゥランゴの市(フェア)!スペイン語では、"Feria del libro y del disco vasco de Durango"、ドゥランゴのバスクの本とレコード市。



このDurangoko Azokaは、今年は6〜10日までの4日間。明日からスタート!!
Durangoは、人口3万人の村ですが、このフェアが開催されると、バスクのいろんなところからたくさんの人たちが来ます!


明日、6日は水曜日。平日!と思うかもしれませんが、こっちは憲法記念日で祝日。そして、8日も祝日、そしてその後は土日なんで、今年もたっくさんの人が来るかと思われます。


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この茶色い建物が開催場所。



このフェアは、1965年、独裁者フランコ政権時代に始まり、今回で52回目になります。

目的は、バスクの文学作品やとレコード(音楽)を知ってもらうため!そして、開催中、Durangoがバスク文化活動において様々な分野が出会う場所になるようにと。
ということもあり、置かれている本やCDなどはほとんどがバスク語!そして、とにかくバスク語率高し!笑 私も何回か行ってますが、スペイン語なんて、ほんとちょっとしか聞きません💦



開催場所の中ですが、出版社やレコード会社ごとにコーナーが設けられています。
日にちによっては、作家やミュージシャンたちが来てサイン会をしたり、直接自分たちの作品を売ったりと、身近に接することも出来、ファンにとっては嬉しい場所になっています😄


そしてここ数年のDurangoko Azokaは、それ以外にも、バスクの出版社やレコード会社の仕事が間近に見れる場所になっていたり、本もたくさんの種類の本(小説や歴史物、レシピ本や写真集、バスク語の教科書の他にも子供向けの本)が置いてあります。出版社によっては、カレンダーやポストカード、シールなども!

また、ほとんどがバスク語になりますが、いくつもの講演会が開かれます。


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これはまだ準備してる最中。なーんにもないですが、これが明日にはどうなってるか。。楽しみです😁😁😁

12月の始まり!

12月になりました!もう今年もあと1ヶ月。早いですねー。


日本ではそろそろ忘年会シーズンが始まる頃だと思います!
“忘年会”みたいな名前はないですが、バスクも仲良しグループや会社のみんなで集まってご飯を食べたり飲んだりします! 



そんな季節になりましたが、なんとなんと!おととい、12月に入った途端、初雪が❄☃❄


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初雪って聞くと、私だけかもしれませんが、ふわふわした雪をイメージするんですけど、写真のは、結構な豪雪ですね。笑



先月の11月はたまに雨も降ったりしましたが、秋晴れの日も続いてて🍁


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こんな感じだったんです(この写真は11月22日のもの)!
写真の感じで気持ちが良いお天気だったりもしたんですが、、12月が近付けば近付くほど寒〜く、雨の日が続いたりと、いよいよかと冬の予感がしてたところ…あら!!という感じでに雪が降りました⛄❄


ちなみに1枚目の雪の写真は、Trabakua(トラバクア)という山を超えてるときのもの。

車とか暖かいところから雪が降ってるのを見るとすっごくきれいでしたけど、、外はとにかく寒い!!!笑 

車からわざわざ出て写真撮ってた人もいましたけど、車からで十分でした😅

しかも私が住んでるところは、内陸部で山に囲まれてるってこともあって、また更に寒い!手の感覚もなくなるわ、寒さを通り越して痛かったです💦笑



本格的な冬がやって来たバスク!雨が多かったりってこともあって、バスクの冬は長いってみんな言います💦

寒さに弱いので、冬はちょっと…な私ですが、雪景色は大好きです!そして、バスクの冬景色も他の季節とはまた違った魅力があります✨

今年も残り1ヶ月切りましたが、このブログでもっと冬のバスク情報も発信出来るようにします!



そして最後に!


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この写真は、住んでる町から見える山🗻

FUKUSHIMAの続き。

更新が遅くなりました💦 

前回の更新からだいぶ空いちゃいましたが、福島関連の番組の感想を。


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スタートは東京から。福島に行く準備をしてる取材班。マスクはもちろん放射線を測る装置も準備。



その後、取材班は福島市や郡山市、そして原発周辺の地域へ。

最初は黒いビニール袋に入った放射能汚染土があるところが写りました。

そこに住んでる人たちは特に変わった様子もなく、普通の生活をしているのですが、子供たちも遊ぶ公園の隣にその汚染土が入った袋が山積み。普通ならなるべく避けたいその放射能汚染土の袋も普段の生活の中に溶け込んでいるというか、もう共存しちゃってるというか。。しかも、中学生くらいの子たちが、その黒いビニールに入っているものが放射能汚染土ということを知らなかったのに、更にびっくり。



そして、取材班は、原発周辺へ。
避難区域(立ち入り禁止区域)に住んでる男性や避難して仮設住宅に住んでるおばあちゃんたち、小さい子供を持つ親御さんたち、そして原発にボランティアとして仕事をしてる人たちに取材してました。


その人たちにインタビューをしてるときに必ず出てきたのが、“ちゃんとした情報が入ってこない”ということでした。


仮設住宅に住んでる1人のおばあちゃんは、もうすぐ避難指示が解除されて、家に戻れると言っていましたが、特に何の説明もなく、家のある地域が避難区域から外れるから戻れますだけ言われたと言っていました…。


甲状腺に問題がある子供さんを持つ親御さんたちは、「政府や会社は大丈夫って言うだけで、他の情報はくれない。正直100%信用は出来ない。」と。


そして、原発にボランティアで働いてる男性にインタビュー。原発で働くときに、会社から放射能の危険性や病気の可能性などの説明もなかったと言っていました。
取材班のリポーターが、「放射能の影響は何年、何十年後に出る可能性もあるのに、何で働くんですか?」と聞かれると、「影響は30年40年かかるって言われてます。その頃私はもう80近くて、死んでるかもしれない。だから日本のため。」と答えていました。



最後に、取材班は、特別許可をもらい原発の中へ。
中に入って取材をする上でいろいろと厳しい条件(服装に関してや放射能が会社が定めている一定量を超えたら取材は終了、取材に同行してる人以外には原発で働いてる人たちには取材しない、撮影可能なところの制限など)の元、取材を。

レポーターは、TEPCOの担当者にいくつかの質問をしていました。すごく気になったのは、その質問に対して、“最終的にはその人たちの判断”と言ってたことでした。

例えば、
「放射能の近くで生活する、または共存という形になるけど、原発周辺の町や村はきれいなのか(放射能はないのか)?それとも今もまだ危険なのか?」という質問に、
「気持ちの上で納得してもらえる材料(情報)は提供しているつもり。ただ最終的に納得してもらって戻るというのは判断してもらうしかない。」
との答え。

そして、
「でも会社(TEPCO)が安全かどうか、大丈夫かどうか言わなきゃいけないのではないか」
と聞くと、
「警戒区域を解除された地域だったら住んでも大丈夫。ただそれでも中には戻りたくない人もいるから
、それはそれぞれの判断。」と。

たぶん、原発の中に入って、こうやって取材を受けるということはある意味貴重だとは思うのですが、すごく気になったのは、質問に対して、“最終的にはそれぞれの判断”と言ってたことでした。

正直、人任せというか。。しかも、納得してもらえる情報は提供してるつもり…?この番組でインタビューされた人たちのほとんどがちゃんとした説明、十分な情報がもらえてないと言っていたのに!
警戒区域の解除だって、説明しなくたって解除しましたって言われれば、「あ、もう住んで大丈夫なのかも」って受け取れちゃう気がします。ましてや、住民の人たち全員、そういう知識があるわけじゃないですし、会社(専門家)が大丈夫って言えば信じる人もいると思います。だから、「はい、解除します」だけじゃなくて、解除する上でのもっと詳しい説明(放射能の量とか危険性とか)をするべきなんだと思いました。



未だにたくさんの人たちが自分の家に帰れないでいます。そして今か今かと家に帰れる日を待ちわびています。
前のようになるには1,2年っていう短い年数じゃないんですよね。そういうこともいろいろ含めて、会社側はいろいろな説明をしなきゃいけないのかなっと思います。


感想がちょっと偏った感じになっちゃいましたけど、わざわざ遠いスペインから日本に行って、こういう話題を取り上げて、原発の中まで入っていろいろ取材してもらって、現実、そしてその場所の声を届けてもらうって、日本人としてありがたいなって思いました。


もう6年過ぎましたし、なかなかそれ関連のニュースも流れてこなかったので、福島の現在、現実が伝わったと思います。


番組はたぶん1時間半、2時間近くくらいだったと思うのですが、見入っちゃって、ほんとあっという間でした。

FUKUSHIMA...

題名の通りです。
福島、FUKUSHIMA、、こっちでも知らない人はいません。


東日本大震災から6年7ヶ月以上経ちました。何で今この話題?と思うかもしれません。

実は、今日の夜、スペインのCuatro(クワトロ)というチャンネルで、福島についての番組が放送されます。


http://www.cuatro.com/fueradecobertura/Alejandra-Andrade-exclusiva-Fukushima-Cobertura_0_2457000508.html


番組のホームページです。(全部スペイン語です)


テレビを観ていたとき、たまたまこの番組の予告が流れ、これは絶対観なきゃと思いました。


この番組を通して、原発付近、その地域に住む人たちが今、毎日、どういう生活をしているのかを伝えるみたいです。

また、その中で、たくさんの人たちが避難する中、そこから離れることを拒否し、自分の動物たちや畑を守るために残った人や原発で働いている人たちへのインタビュー、そして、スペインのメディアに特別に受けた原発の責任者の独占インタビューも放送されるみたいです。

海外のメディアにだからこそ話せたこともあると思います。


福島はどうなっているのか。海外のメディアからはどう映っているのか。すごく気になる番組です。


番組を観た後、また更新したいと思います。

San Fausto!

またまた久しぶりの更新になってしまいました😥💦


もう10月も中旬🍁日本も秋らしくなってきてると思います。

こっちも朝晩と肌寒くなってきたなぁー、暑がりのバスク人でもちらほらコートを着てる人も出てきた!と思ってきたのですが、ここ数日、ほんとにポカポカ暖かくて、夏に戻ったような日が続いています☀ちょっとびっくりです。


そんな天気に恵まれてる中、Bilbaoからバスで約30分くらいのところにあるDurango(ドゥランゴ)という村で“San Fausto”(サン・ファウスト)祭りが始まりました✨


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Durango村の守護聖人であるSan Faustoにちなんだお祭りです。


昨日の10月12日(スペイン全体の祭日であるイスパニアデー)〜22日まで(16,17,19日の3日間はちょっと休憩)!こっちのお祭りは数日だけじゃ終わりません!笑 さすがです。

ちなみにSan Faustoの日は13日、昨日でした!なので、Durango村のお店やスーパーとかは全部閉まってました。。スペイン、いやバスクでももう当たり前の話ですね😑笑


お祭りの10日間、オンダロア村のお祭り同様に、様々なプログラムが用意されています。

例えば、、こっちのお祭りには欠かせないマルミタコやパエージャ、トルティージャのコンクール!バスク伝統音楽のコンサートやダンスはもちろん、DJやいくつかの音楽グループが来て、夜のfiestaを盛り上げたり🎉また仮装のショーがあったり、子供向けのアクティビティもあったりします!


昨日は、パエージャのコンクールがありました!

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写真の右に見える白いテントみたいなところで、みんなパエージャを作ってました✨


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近くではこんな感じ。

コンクールと言っても、中には本気で作ってる人もいるとは思いますけど(順位も付けられたりもするので)、どちらかというと参加者たちは仲良いグループで集まって、おしゃべりしながら楽しく作って食べる♫みたいな感じだと思います!


そして、San Fausto祭りといえば、“Zezenak dira”(セセナック ディラ)と“Artopillek”(アルトピジェック)!


“Zezenak dira”とはバスク語で“牛たち”!

参加者たちが牛を追います!有名なパンプローナのSan Fermines、牛追い祭りがありますが、それのミニバージョンですね。

ただ、パンプローナとは違って大人の雄牛ではなく子牛🐮そして放したままではなく、牛には綱が付けてあり、その牛の飼い主や酪農などに従事してる人たちがその綱を引いたりして逃げたりしないようにしてます。

実はここの“Zezenak dira”は400年以上の歴史を持っているんです!そしてDurangoのあるビスカヤ県では、この行事は昔はお祭りなどではよくある光景だったみたいですが、今ではこことOtxandio(オチャンディオ)という村でしかやっていないそうです。


そして、“Artopillek”!名前からすると機械か何かの会社っぽいですが、実はお菓子の名前🍪笑

マフィンのようなお菓子で、中にとうもろこし(バスク語で“arto”)の粒が一粒入っているみたいです!それを村の議員さんたちがみんなに配るのが伝統みたいです!


写真がないのが残念ですが、Durangoの観光局のURLを貼っておきます!San Fausto祭りのページがあり、いくつか写真があります!

http://www.turismodurango.net/es/san-fausto-jaiak

ちなみに、“Jaiak”とはバスク語で“お祭り”という意味!“Jaiak”(バスク語)=“Fiestas”(スペイン語)です😄

El día del marinero (Arrantzale eguna)!

先週の木曜日、オンダロア村はEl día del marinero(バスク語でArrantzale eguna)でした!

日本語でいう漁師の日、船乗りの日みたいな感じですね🐟

オンダロア村では、8月11日〜17日までお祭りで、この約1週間の間、コンサートやダンス、花火、Marmitako(マルミタコ、カツオやジャガイモなどのトマト煮)やトルティージャのコンクールなどいろんなプログラムがありました!


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この日も前に紹介したZapato Azuleの時みたいに青い服を着ます!


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これは子供用ですが、Maon(マオン)と言って、こっちの漁師さんや漁業に従事してる人たちが着ていた服で、バスクの海側の村とかでお祭りがあるときは、たくさんの人たちがこういう服を着ます✨

子供用はいろんな種類があって、すごく可愛いんです♡ ヘアーバンドまであります!


オンダロアは、漁村ということもあって、約1週間続くお祭りの中でも、1番盛り上がるのが、El día del marineroなんです🎶


この日は、天気にも恵まれたせいか、人・人・人でした!笑 ちっちゃい村なんで、道も結構細いんですが、この日は、道でコンサートがあったり、ダンスを踊ってたりで、通るのに一苦労でした💦笑


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たぶんここで踊ってた人たちは一般参加の人たちだと思います!

この踊りはバスク伝統のダンスで、お祭りがあるとみんな踊ってます💃日本でいう盆踊りですかね、リズムがかなり違いますけど。笑 

こうやってここの人たちが自然な流れで、踊ろう!って感じで参加していて、踊ってる人も観ている人も楽しんでいました😊😊😊


こっちのお祭りは、スペインのイメージ通り、お酒をいっぱい飲んだりももちろんしますが(笑)、昔からの服を着たり、こうやって伝統のダンス、音楽やスポーツなども観ることが出来ます🎵

楽しみながら、バスクの伝統を見て、感じることが出来ますっ✨